基礎知識 其の一:八掛の無地染め編

いつもご覧頂きまして誠にありがとうございます。

記念すべき第一回の本日は、、、
「基礎知識 其の一:八掛の無地染め編」
をお届けしようと思っています。

無地染めは、古くは草木染めに代表されるように、
生糸を織り上げた白生地を染料に浸し、
色が均一になるように染め上げる手法です。

当店では京都市内の染屋さんに白生地をお預けして、
丁寧に丁寧に染め上げていただいております。

その方法を簡単に説明すると、、、

①微妙な色の違いを表現するために、染料を調合する。

②専用の機械に白生地をセットして、色ムラが出ないよう、回転させながら染料に浸す。

②工程

③染め上った反物を水洗いして脱水、乾燥させて完成!


…機械を使っているとはいえ、
色ムラがでないようにきちんと染め上げるのは、やはり熟練の技。
信用が無ければやってはいけません。
本当に頭が下がります。

とはいえ、完璧なお品をお届けするのが私たちの役目。
非情なようですが、、、
さらに検品を重ねて、、、、

反物

↑こちらが染め上がった反物。
大事に当店で保管しております。

次回は「基礎知識 其の二」を予定しています。
お楽しみに♪