基礎知識 其の四:広幅と小幅編

いつもご覧頂きまして誠にありがとうございます。

いよいよ第四回!

今回は、
「基礎知識 其の四:広幅と小幅編」
をお届けいたします。

当店の商品では、生地の情報として、
広幅・小幅を明記させていただいております。

が、、、

広幅と小幅って一体どう違うのかってご存知ですか?

意外と知られておりませんので、
ここでご紹介させていただこうかと思います。


さて、広幅・小幅。

名前の通り、幅の大小の違いの事なんですが、
たとえば胴裏の場合、用尺は同じなので、必要な幅は当然決まっています。

それなのに広幅・小幅。

一体どう云うことでしょうか?

それは、、、
最初に織り上げるときの違いです。

つまり、
小幅は、お届けするそのままの幅で織り上げられ、
広幅は、2、3枚分の幅で織り上げ、その後カットして一枚分にされている、
ということなのです。

広幅は、2、3枚分を一遍に織り上げるので、
その分コストダウンが図れますが、
1枚にするのにカットが必要になり、
カットの方法によっては始末が悪いこともあります。

現在では、1枚分ごとにきちんと耳をつけ、
その部分をカットすることで改善されたりしています。

生地の質自体は変わりませんが、
小幅はやはり安心できるものかと思います。

というわけで、
生地を選ぶ際には、ちょっと気にしてみてはいかがでしょうか。

今回は画像が無く、淋しい感じになってしまいましたが、
次回は、、、
「お客様よりの疑問 其の一」を予定しています。
また、画像が出ない感じですが、お楽しみに♪